無病息災や五穀豊穣を願い、鬼が練り歩きます。
兵庫県丹波市の常勝寺に伝わる「鬼こそ」は開祖・法道仙人が、村人を苦しめる鬼を改心させた伝説にちなみ、600年以上続くという伝統行事です。
法道仙人に扮した地元の小学生に続いて、厄を封じ込めるさらし紐で縛られた人間の味方の赤鬼と青鬼が練り歩き、厄払いをします。
鬼が投げるたいまつを持ち帰ると、ご利益があるとされ参拝者はこぞって手を伸ばしていました。
(参拝者)
「取れた!(Q.どんな年にしたい?)むびょう…無病息災を祈りたい」
「飾ろか。1年元気でおれますようにって」
集まった人たちは、伝統行事を見守り無病息災を祈っていました。