県内に製造拠点を置く東京の精密部品メーカーが、人工ダイヤモンドの開発・製造などを手がける業界大手と業務提携を結びました。ダイヤモンドの半導体への活用を目指します。
業務提携を結んだのは、湯沢市や横手市に製造拠点を置く精密部品メーカーオーブレーと、人工ダイヤモンドの開発・製造などを手がけるエレメントシックスです。
両社は電子機器に欠かせない半導体に、エネルギー効率が高いダイヤモンドを活用することを目指しています。
ダイヤモンド半導体の実現に必要な基板の大型化に向けて、オーブレーは加工技術やノウハウを、エレメントシックスは大規模な人工ダイヤモンドの製造設備を提供します。
オーブレーは業務提携について「地域経済への波及効果も期待できる」と説明していて、県内の雇用の創出にもつなげたい考えです。