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クマ出没相次いだ秋田市新屋の堤防道路 通行止め解除も対岸の学校で足跡見付かる

ABS秋田放送 2024年7月1日 19時4分

周辺でクマの目撃が相次いでいた秋田市新屋の堤防道路の通行止めが、1日午後解除されました。

しかし、1日午前には川の対岸にある学校の敷地内でクマのものとみられる足跡が見つかっていて、県などが引き続き警戒するよう呼びかけています。

クマの目撃に伴って5月に通行止めになっていたのは、秋田市新屋寿町の、「雄物川水辺の広場」に続く堤防道路です。

1日午後1時ごろから、周辺を、国土交通省秋田河川国道事務所の職員が見て回って、クマがいないかを確認しました。

秋田市は、近くで2週間以上クマの目撃がなかったことなどを踏まえて、捕獲用のおりの撤去と通行止めの解除を決めました。

秋田市は、周辺の2か所に、クマなどの動きを感知すると職員に情報が共有されるAIカメラを設置して、クマへの警戒を続けています。

1日午前9時ごろには「雄物川水辺の広場」の対岸、秋田市新屋栗田町の栗田支援学校のグラウンドで、クマのものとみられる足跡が見つかりました。

県は、クマの足跡である可能性が高いと判断しています。

学校は、1日、グラウンドでの活動を取りやめ、警察は周辺をパトロールしました。

県などが引き続きクマに警戒するよう呼びかけています。

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