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今年度のクマ捕獲の上限数を県と専門家が協議

ABS秋田放送 2024年7月5日 19時19分

県はクマの保護や管理について専門家と協議する会合を開き、今年度のクマの捕獲の上限数を約800頭とすることを決めました。昨年度のように捕獲の上限数を超える可能性が場合は冬場の狩猟捕獲の数を再検討して調整する方針です。

この会合は県が専門家と野生鳥獣の保護や管理について協議するため開いたもので、研究者や自然保護団体の代表などが出席しました。

主な議題は今年度のクマの捕獲上限数です。

県はツキノワグマの管理計画に基づいて年度ごとに捕獲の上限数を決めています。昨年度当初は1582頭が上限でしたが人里に下りてくるクマが急増。11月の狩猟期間の開始前に上限を超え、最終的に昨年度は2183頭が捕獲されてます。

5日の会合では今年度の捕獲上限をおよそ800頭で検討を進める方針が決まりました。今後、生息調査などを元に調整し、正式な上限数を今月中に公表することにしています。

上限を超えそうになったり超えたりした場合は、捕獲の数の制限は行わず、11月から行われる冬場の狩猟捕獲の数を再検討して調整する方針です。

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