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高校野球 夏の甲子園予選ベスト16出そろう 大館対決はタイブレークへ

ABS秋田放送 2024年7月12日 18時34分

高校野球・夏の甲子園予選は2回戦残りの8試合が行われ、ベスト16が出そろいました。大館鳳鳴と大館桂桜の大館対決は意地と意地がぶつかり合う白熱の展開となりました。

大館市勢同士の2回戦。先手をとったのは大館桂桜です。5回表、1アウト3塁から8番・虻川孔志。ライトへの犠牲フライで1点を先制します。

追いかける大館鳳鳴は6回ウラ、1アウト3塁・1塁のチャンス。5番・柴田のスクイズで同点に追いつきました。

両チームともしぶとく1点を奪いあいます。

大館鳳鳴の先発はエース、3年生の坂本耀。受けるキャッチャーは高校入学からまだ3か月半、1年生の浅利駿です。

1対1で迎えた7回表、大館鳳鳴は1塁2塁のピンチを迎えます。やってきたことを出せば負けない、とエース坂本。1年生浅利のリードを信じて、ピンチを切り抜けました。

両チーム譲らず試合は延長、タイブレークへ。大館鳳鳴・坂本はランナーを進められ3塁2塁のピンチを背負うと。大館桂桜・9番・貝森にセンター前にはじき返され2点を勝ち越されます。踏ん張りたいところでしたが、「気持ちを切り替えられなかった」という坂本。さらに満塁のピンチを招きここで押し出しのフォアボール。

この回5点を失った大館鳳鳴、2回戦敗退です。

大館鳳鳴3年坂本耀投手

「最後結果で手本見せられなかったのが悔しいなと思います」「(浅利)駿はいま1年生で伸びしろもたくさんあると思うし、まずフィジカルを強くして」「技術面も伸ばして、県内ナンバー1のキャッチャーになってくれたらいいなと思ってます」

大館鳳鳴1年 浅利駿選手

「野球を大好きになること、耀さんの姿から、もっと自分の足りないものとかもたくさん見つけられました。いっぱい練習します」「思いを背負って全部、全部夏にぶつける気持ちでやっていこうと思います」

その他の結果です6校連合は一時同点に追いつき、最終回も追い上げを見せましたが、わずかに及びませんでした。横手は大曲農業に快勝。由利工業は9回ウラに同点に追いつき、延長タイブレークの末、勝利をつかみました。

秋田中央は横手城南の追い上げを振り切り接戦をものにしました。

新屋、由利、増田が快勝で3回戦進出です。

ベスト16が出そろいました。13日からの3回戦はさきがけ八橋球場とグリーンスタジアムよこての2会場で行われます。

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