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大雨の影響を受けていた秋田内陸線 鷹巣・阿仁合間で運転再開 お盆時期までの全線再開を目指す

ABS秋田放送 2024年8月5日 18時16分

先月の大雨の影響で、北秋田市内の大部分の区間で運転を見合わせていた秋田内陸線が鷹巣駅と阿仁合駅の間の運転を再開しました。残る区間でも復旧工事が進められていてお盆前までに全線での運転再開を目指しています。

秋田内陸線は、先月25日夜から翌朝にかけての記録的な大雨の影響で、北秋田市内の8か所で線路内に土砂が流れ込んだり、のり面が崩落したりするなどの被害を受けました。北秋田市内の大部分の区間で運転見合わせが続いていましたが、鷹巣駅と阿仁合駅の間は、復旧工事が終わり5日の始発から運転を再開しました。

乗客

「うれしい。自分で月に1回必ず病院行くからうれしい。バスより楽」

引き続き、運転見合わせが続く阿仁合駅と比立内駅の間は、5日からジャンボタクシーによる代行輸送も始まっています。秋田内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道は、復旧工事を進め、お盆前までに全線での運転再開を目指しています。

秋田内陸縦貫鉄道 吉田裕幸社長

「お盆に間に合わせたいという気持ちはもちろんありますし、夏休みが明ければ今度通学の生徒さんたちも戻ってくると。何よりも観光客の皆さんにまだまだ田んぼアート楽しんでいただけるということで、もし開通の暁には本当に巻き返しを図っていきたい。たくさんの方にご利用いただきたいと思っています」

おととしの大雨でも大きな被害を受けた秋田内陸線。土砂崩れなどがあった場所では、当面、速度を落とすなど安全な運行に努めることにしています。

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