今月15日に大仙市の雄物川の中州で見つかった男性の遺体が、先月の大雨で土砂崩れが発生した湯沢市の道路工事現場で行方不明になっていた60代の男性作業員だったことがわかりました。県は先月の大雨による初めての死者だと発表しました。
湯沢市上院内の道路工事現場では大雨が降った先月25日に土砂崩れが発生し、60代の男性作業員が行方不明になりました。
二次被害の恐れがなくなった今月2日には、警察や消防が土砂崩れの現場を捜索しましたが、発見にはいたらず川に流された可能性もあるとして雄物川や支流の捜索が続けられていました。
その後、今月15日に大仙市川目の雄物川の中州で、県の防災ヘリがうつ伏せの状態で倒れている男性を発見、すでに死亡していて警察が遺体の身元を調べていました。その結果、行方不明となっていた60代の男性作業員であることがわかりました。死因はわかっていません。
県は先月の大雨での初めての死者として発表しています。