兵庫県で行われている第69回全国高等学校軟式野球選手権大会は27日準々決勝が行われ、西東北代表の能代が北部九州代表の津久見(大分)に延長10回2対1でサヨナラ勝ちし、9年ぶりに準決勝進出を決めました。
後攻めの能代は7回表に1点を先制されましたが、9回裏、2本のヒットなどで1アウト3塁2塁のチャンスを作ると、7番2年生村形のセンター前タイムリーヒットで1対1の同点に追いつきました。
つづく延長10回からはノーアウト2塁1塁で攻撃が始まる、延長タイブレークに突入します。10回表を無失点に抑えた能代はその裏、1アウト満塁の場面で3番の、こちらも2年生の菊池がライト前へタイムリーヒットを放ち、2対1でサヨナラ勝ちを収めました。2015年以来となる9年ぶりのベスト4進出です。
能代は29日の準決勝で大会3連覇を狙う東海代表の中京(岐阜)と対戦します。