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警察官を名乗る不審電話県内で相次ぐ 秋田市では70代男性が300万円の詐欺被害

ABS秋田放送 2024年8月27日 18時2分

県内で警察官を名乗る不審な電話が相次いでいます。「マイナンバーが犯罪に使われている。」という警察官をかたる男からの電話をきっかけに秋田市の70代の男性が現金300万円をだまし取られる被害に遭っていたことがわかりました。

秋田臨港警察署の調べによりますと今月16日、秋田市に住む70代の男性のスマートフォンに『警視庁新宿署のキムラユウジ』を名乗る男から「マイナンバーが犯罪に使われている。このままだと口座が凍結される」などと電話がありました。

その後、男性のLINEに警察手帳や“捜査の協力に関する守秘義務証明書”と書かれた書面の画像が届き、男から「捜査には紙幣の調査が必要だ。2日後には返す」などと金を要求されました。男性は指示に従い指定された外国人名義の口座に現金300万円を振り込みだまし取られました。

振り込んだ後、男と連絡が取れなくなり不審に思った男性から27日、警察に相談があり被害が発覚しました。県内ではここ数日総務省や警察官をかたる不審な電話が相次いで確認されています。警察はこうした電話があった際は決して個人情報などは明かさずすぐに警察に相談するよう呼び掛けています。

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