県内は連日厳しい残暑が続いていますが、実りの秋も近づいています。
大館市で、早生品種の「五百川」の稲刈りが始まりました。
収穫された新米は、来月上旬から販売されます。
大館市比内町にある花田博志さんの田んぼでは、27日、早生品種「五百川」の刈り取りが始まりました。
生育が非常に早く、さっぱりとした食感が特徴の「五百川」。
大館市内では、約7ヘクタールで作付けされています。
暑さに弱い品種ですが、水の管理を徹底したことなどから、今年は例年並みの品質と収量になりそうだということです。
花田博志さん
「農家がひとつひとつ手を加えて、苦労し、一粒一粒育て上げました。なかなか自然の猛威・脅威には勝てなかった、勝てない部分もあるんですけども、それでも一粒一粒今年は出来上がったと思いますので、皆さんおいしく食べてほしいなと思っています」
27日に刈り取られた「五百川」の新米は、来月上旬から県の内外のスーパーで販売される予定です。
間もなく迎える実りの秋。
県内では、来月中旬から「あきたこまち」の収穫も本格化します。
全国的にスーパーなどでコメが品不足となっていますが、JAによりますと、県内では、新米の流通とともに、来月下旬には品薄の状態が解消される見込みです。