県の重点政策について話し合う専門家による会合の、医療や福祉分野の審議会が28日、提言を取りまとめました。
医療を支える人材の確保のほか、災害時の対応力を強化することなどを県に求める方針です。
小泉ひろみ 委員
「どうやって一生涯の健康を自分で管理していくかということに関してここに入れられることはありますでしょうか?」
県は重点政策を着実に進めるため、有識者などから広く意見を募る審議会を設置しています。
28日は、医療や福祉分野の専門家を集めた会合が開かれました。
安達隆 委員
「人材が不足している中で保ち続けるというところ、難しい側面があるんですが、ここをやっぱりひとつ重要な点だと思いますので、ぜひ取り組みをお願いしたい」
石場加奈栄 委員
「薬学部が秋田県は無い数少ない県なので、秋田に帰って来たいって思っているのに入学して6年の間に秋田に帰って来る人が少なくなるということが、私たちの方でも一体その6年の間にどういう考え、環境の変化があるのか分かればもっと確保がより見込めるのでは」
会合では、医療を支える人材の確保のほか、近年の大雨災害などを踏まえ災害時の対応力の強化に向けた取り組みを進めすることなどを県に提言する方針を確認しました。
このほか観光や教育など5つの分野でも話し合いが重ねられていて、それぞれ10月7日に県に提言します。