鹿角市で捕獲された野生のイノシシ2頭が、CSF・豚熱に感染していたことが分かりました。
今年度初めての感染確認です。
県によりますと、20日に捕獲されたのは、野生のメスのイノシシで、21日に捕獲されたのは、オスのイノシシです。
約10キロ離れた別の場所で捕獲されました。
採取した血液を県で調べたところ、イノシシやブタの致死率が高い豚熱に2頭が感染していたことがわかりました。
今年度初めての感染確認です。
2011年度に県南地区で初めて目撃されて以来、年々その生息域を広げる、野生のイノシシ。
昨年度は過去最多となる238頭が捕獲されました。
豚熱は人には感染しませんが、ウイルスの蔓延を防ぐため、県はこれからの季節、キノコ採りなどで山に入った際は、靴の泥を落としたり、使った道具を水でよく洗ったりするなど、衛生管理を徹底するよう県民に呼びかけています。