8月29日は、「県の記念日」です。
153年前の8月29日に、廃藩置県で秋田県が誕生したことを記念して、1965年に制定されました。
この「県の記念日」に合わせて、秋田の歴史を振り返ることができる上映会が開かれ、訪れた人たちが貴重な映像を楽しんでいました。
1956年のメルボルンオリンピックの体操競技で金メダルを獲得した小野喬さんが秋田に帰ってきた時の映像や、八郎潟の干拓工事の映像など。
県公文書館では、29日、県の記念日に合わせて、1956年からの5年間で作成された「県政映画」の上映会が開かれました。
「県政映画」は、まだテレビが広く普及していなかった時代に、県内の映画館で本編の幕間に上映されていたもので、県政に関するニュースや地域の話題などを伝えていました。
当時5000トンもの漁獲量があったハタハタ漁の映像もあります。
訪れた人たちは、昔の映像を懐かしんだり、今と比べたりしながら思い思いに楽しんでいました。
県政映画の上映会は、30日も午前と午後の2回開かれます。