秋田市に本店があるJA秋田なまはげの60代の男性非常勤理事が、女性職員に対し、セクシャルハラスメント・セクハラ行為をして辞任勧告を受けていたことが分かりました。
勧告を受けて、この理事は辞任しています。
JA秋田なまはげによりますと、60代の男性非常勤理事は、女性職員に対して、卑猥な言葉をかけたり、みだらな文面のメールを送ったりしていました。
このセクハラ行為は、3年前から行われていたとみられていて、今年5月のすべての職員が対象のハラスメントに関するアンケートで判明しました。
その後行われたJA内部での聞き取り調査に対し、女性職員から「聞き取り方が高圧的で言いたいことが言えなかった」と指摘がありました。
このため、7月に設置された弁護士による第三者委員会が調査し、セクハラ行為が認定されました。
男性非常勤理事は「コミュニケーションのひとつだと考えていて、悪気はなかった」という趣旨の説明をしていたということです。
先月30日に開かれた理事会で辞任勧告を受けて、その日に辞任しました。