動画サイトに表示された副業に関する広告をきっかけに、大仙市出身の30代の男性が、現金合わせて240万円あまりをだまし取られる被害に遭いました。
大仙警察署の調べによりますと、先月下旬、大仙市出身で岩手県盛岡市に住む30代の男性が、動画サイトに表示された広告にアクセスしたところ「動画を視聴してスクリーンショットの画像を送ると稼げる」という“副業”を見つけました。
数日、作業を行ったところ、ウェブサイトで報酬が増えたと表示されたため、男性が引き出そうとすると「手続きのためには現金が必要」などとやり取りした相手から説明を受けました。
男性は指示に従い、指定された口座に6回にわたって現金を振り込み、合わせて240万円あまりをだまし取られました。
大仙市の実家に帰省した際に家族に副業の話をしたところ、詐欺ではないかと言われ、1日に警察に相談し、被害が発覚したものです。
「簡単にもうかる」などというメッセージや広告をきっかけに金をだまし取られる詐欺被害が県内でも相次いでいて、警察が繰り返し注意を呼び掛けています。