インターネットをはじめ、私たちの生活に欠かせない情報通信技術について理解を深めてもらおうと、高校生を対象にした出前授業が秋田市で開かれました。
生徒たちは、光ファイバケーブルをつなぎ合わせる作業を体験しました。
NTT東日本などが開いた出前授業には、秋田工業高校の電気エネルギー科の1年生35人が参加しました。
インターネットをはじめ、私たちの生活に欠かせない情報通信技術について、整備したり構築したりする「ネットワークエンジニア」の仕事に興味を持ってもらうのがねらいです。
生徒たちがこの日体験したのは、光ファイバケーブルをつなぎ合わせる作業です。
災害などでケーブルが切断した際は、専用の機械で熱を加えて元に戻す作業が行われます。
生徒たちは、ネットワークエンジニアが日々行っている作業を、実際の機械に触れながら体験しました。
高校生
「普段会社で使っているものを触れることによって仕事がより身近に感じられたかなと思います」
「夏も冬もこのような作業をしていると聞いて、すごい大変だなぁっていうのを感じました。こんな細かい作業もやるのは意外だったので、すごい参考になりました」
主催したNTT東日本は、今後も出前授業を通じて、情報通信設備を守る仕事の魅力などを県内の高校生に発信していくことにしています。