横手市でワイン用のブドウの収穫が盛んに行われています。
ワイナリーへの出荷に合わせて、生産者などが集まって出発式が開かれました。
日差しをたっぷり浴びて、今年もたわわに実ったブドウ。
リースリングと呼ばれる白ワイン用の品種です。
横手市大森町では、国内大手のメルシャンと契約し、5戸の農家が約3ヘクタールでワイン用のブドウの栽培に取り組んでいます。
今年は7月の長雨の影響で傷んだブドウが1割ほどあるということですが、8月以降は天候に恵まれ、糖度の高い上々の品質に仕上がりました。
大森産ブドウのワインぶどう生産組合 讃岐孝夫 組合長
「これから山梨に行って酒造貯蔵されて、来年の春にはおいしいワインとして戻って来ますので、それを楽しみにしております」
ワイナリーへのブドウの出荷に合わせて、生産者などが集まって出発式が行われました。
赤ワイン用のブドウも出荷されていて、新たな商品の販売に向け、生産者の期待も高まっています。
讃岐 組合長
「無事、糖度の高い品質の良いブドウができました。大変おいしくできると思っておりますので、みなさんもどうかたくさん飲んでいただけたらと思います」
国産ワインとして長年親しまれている、大森産ブドウのワイン。
5日は、約6トンが山梨のワイナリーへ向け出発しました。
今年は例年並みの20トンほどの出荷が見込まれていて、今月中旬にかけて収穫作業が続きます。