新米の出来栄えを調べる等級検査が始まりました。
男鹿市で12日に行われたあきたこまちの検査では、すべてが1等米に位置づけられました。
男鹿市払戸にあるJA秋田なまはげの検査場には、近くの農家が刈り取ったばかりのあきたこまちの新米が運び込まれ、12日朝、等級検査が始まりました。
検査はコメの粒の大きさや形、色、それに水分量などを元に出来栄えを3つに分類します。
今年は成熟が十分ではない粒が少し見られるものの、暑さの影響も少なく、質のいいコメがそろっているということです。
12日朝に運びこまれた新米は、すべてが1等米と判断されました。
その証である二重丸の判子が次々とコメ袋に押されていきました。
男鹿地区営農センター 斉藤毅 次長
「去年よりも良いので、非常に期待を持てるのかなと思っています」
「消費者の方々が買い求めるということで、間もなくこうやって新米が出てきましたので、お届けできるのかなというふうに思います」
あきたこまちの新米の等級検査は来月中旬まで続く予定で、検査を受けたコメから順次市場で販売されることになります。