Infoseek 楽天

交際相手の男性に対する殺人未遂と現住建造物等放火の罪 被告の女「話したくありません」

ABS秋田放送 2024年9月17日 18時6分

おととし、美郷町で、同居していた交際相手の男性を包丁で刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪などに問われている女の裁判員裁判が始まりました。

女は起訴内容について「話したくありません」などと黙秘していて、弁護側は無罪を主張しています。

起訴されているのは、住所不定の無職、戸澤彩香被告28歳です。

起訴状などによりますと、戸澤被告はおととし5月、美郷町六郷の住宅で、同居していた交際相手の30代の男性を包丁で刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われています。

男性にけがはありませんでした。

また、住んでいた家に火をつけ、全焼させたとして、現住建造物等放火の罪にも問われています。

17日に始まった裁判員裁判で、戸澤被告は起訴内容について、「話したくありません」などと黙秘しました。

殺人未遂に関して、検察側が痴情のもつれから殺意をもって包丁で男性を刺そうとしたと指摘。

一方、弁護側は、傷ついた気持ちを伝えるために男性に包丁を向けたが、十分距離があったため殺意はなかったと主張しました。

弁護側は、放火に関しても、第三者による放火の可能性もあるとして無罪を主張しています。

裁判員裁判は18日も開かれます。

この記事の関連ニュース