JR横手駅東口の再開発事業で建設が進められてきた、JA秋田ふるさとのビルが完成し、17日朝、オープニングセレモニーが開かれました。
オープン間近だった去年7月に柱が傾くなどの施工不良が明らかになり、柱の立て替え工事が行われたため、1年以上遅れての営業開始です。
JR横手駅東口の目の前に完成した、横手市のJA秋田ふるさとの本店が入るビル。
営業初日の17日朝、関係者が集まり、オープニングセレモニーが開かれました。
JA秋田ふるさと 佐藤誠一 組合長
「地域農業が抱える解決すべき課題の大きさ多さは山ほどありますが、JA秋田ふるさとは本日の新本店オープンをさらなる飛躍の契機ととらえ、新たな時代を切り開いて参る所存でございます」
完成したビルは鉄骨造りの7階建てで、延べ床面積は約7500平方メートル。
1階から4階にはJA秋田ふるさとの金融や共済部門の窓口などが設けられているほか、地元の商工会なども入居しています。
また、5階から7階のフロアには、群馬の企業が運営するホテルの客室が設けられました。
69部屋あり、来月オープンする予定です。
JR横手駅東口の再開発事業の一環で整備されたこのビルは、オープン間近の去年7月に柱が傾くなどの施工不良が明らかに。
柱を立て替える工事が必要となった影響で、1年以上遅れての営業開始となりました。
ビルの向かいの敷地には、先週、図書館などが入る市の生涯学習館「あおーな」もオープンし、街の玄関口、駅前が大きく様変わりした横手市。
組合員約1万7500人を抱えるJA秋田ふるさとが、装いを新たに、地元の基幹産業の農業を支える拠点としての役割を目指します。