北都銀行バドミントン部の松本麻佑選手が、高校生を対象にしたバドミントン教室に参加し、一緒に汗を流しました。(16日取材)
参加した高校生は、運動に必要な食事についても学びました。
教室には、秋田市にある5つの高校のバドミントン部から、約50人が参加しました。
栄養面についての講師を務めたのは、元日本代表の水泳選手の柴田隆一さんです。
テーマは「体を動かすために必要な食事」。
北都銀行バドミントン部の松本麻佑選手も、栄養面でサポートを受けながらパリオリンピックに臨んだ1人です。
北都銀行バドミントン部 松本麻佑 選手
「自分の体の中の動きだったりとか、どういう状態の時にいいパフォーマンスが出せるっていうのをより詳しく分かるようにはなったかなと思うので、サポートしていただいたり、栄養の話を聞くことで、自分にもたくさん取り入れられることがあったなとは思っています」
元競泳・日本代表 管理栄養士 柴田隆一さん
「汁物作戦。これやることによって食が細かった者が少しずつではあるけどしっかり食べられるようになった。そうすると、がーんって成績落としても、しっかり食べてるから風邪引かなくなった。で、しっかりまた練習を積むことによって、また次の大会で成績が残せるようになった」
教室では、「不足しがちな栄養を具材の組み合わせで補える汁物」を食事に取り入れるなど、日ごろの生活から意識できる体づくりについて学びました。
男子生徒
「栄養とか意識してご飯を食べていきたいと思います」
女子生徒
「どのような食事を作ってほしいかとか具体的に(家族に)伝えたいと思いました」
高校生たちは、体の動かし方も学びました。
松本選手をはじめ、北都銀行に所属する選手たちによるバドミントン教室です。
松本選手は11月に北都銀行を離れることが決まっていて、これが秋田の子どもたちと交流する最後の機会になるかもしれないといいます。
男子生徒
「ヘアピン(ネット付近に落とすショット)のやり方を教わって、右手を、こう、手前に出す、奥に出す、っていうやり方を、教わって、すごくやりやすくヘアピンができました。もうこのあとも部活頑張ろうと思いました!」
松本麻佑選手
「私も楽しまなきゃ続けられていないので、楽しんでやることが一番だなとは思っています」
「私たちだったり、地元の志田選手とかも、見てもっと頑張りたいって思ってくれる人が増えるだけで私たちはうれしいので、そういう意味でも北都銀行、秋田として、頑張って、残り少ないですけど頑張っていけたらなと思っています」
世界で活躍するプロ選手との交流を励みに。
高校生がスポーツに必要な体づくりについて学びを深めました。