19日未明、秋田市新屋日吉町で、解体工事中の建物の一部を焼く火事がありました。
警察は、不審火の可能性も視野に捜査を進めています。
現場周辺では、7月以降、畑に置いてあったたい肥などが夜間に燃える火事が相次いでいて、付近の住民は不安を募らせています。
火事があったのは、秋田市新屋日吉町の解体工事中の建物です。
秋田中央警察署の調べによりますと、19日午前0時40分ごろ、火が出ているのを近くに住む人が見つけ、家族を通じて119番通報しました。
火は建物の一部を焼き、約30分後に消し止められました。
けがをした人はいませんでした。
近所の人によりますと、現場周辺では、7月ごろから、畑に置いてあったたい肥などが燃える火事が相次いでいます。
合わせて5回被害にあったという男性は、いずれも夜間に燃えたと話していて不安を募らせています。
「私たちは、非常にいろいろなところを焼かれていますので、くわとかひしゃくとか、それからシートを掛けておかないと草は生えてくるしたい肥ができないんですよね。それで、大きいシート2枚あったんだけど、全部焼かれてしまいましたね。非常に自分としては大きな損失です」
「早くやめてほしいなと思ってますね。また次やらないでくれればいいなと思って」
警察は、建物の一部を焼いた火事について、不審火の可能性も視野に捜査を進めています。