秋の全国交通安全運動に合わせ、秋田市で、65歳以上の人を対象にした講習会が開かれました。
日暮れが早まる秋、参加者は体験を通して、交通安全への意識を高めました。
秋田東警察署が開いた交通安全講習会には、下北手地区に住む約20人が参加しました。
シミュレーターを使って、横断歩道を渡る際の注意点を確認したほか、特殊なゴーグルを身に着け、飲酒した時の、周囲の見え方の違いなどを体験しました。
また、警察官などが寸劇を披露し、歩行者が反射材をつけていると車を運転する人からどのように見えているのかを確認しあいました。
参加者
「反射材は持っておりますけれども、私、夜歩かないので、なかなか使うチャンスがなくて。だけど、カメラでのぞいて見た時にすごくくっきりはっきり見えましたので、こんなによく見えるんだったらやっぱり貼っておかなきゃいけないなと思いました」
「つけていてもデザイン性が変だなって思われないようなものの反射材の開発をしてもらえれば、もっと事故防止に役立つと思います」
警察は、日の入りの時間が早くなるこれからの季節、夕暮れ時に出歩く際などは反射材を活用するよう呼びかけています。