この秋収穫されたあきたこまちの新米の、全国に向けた出荷が始まりました。
JA全農あきたは、デビュー40周年を迎えたあきたこまちのPRを強化して、さらなる知名度アップと販路拡大を図ります。
JA全農あきたによりますと、今年のあきたこまちの新米の品質は良好で、適度な粘りとうま味に仕上がっています。
そのあきたこまちの県外向けの出荷が、25日に始まりました。
JA全農あきたは、あきたこまちをはじめとした県産米の販売を、今年はすべての銘柄合わせて例年並みの16万トンと見込んでいます。
積み込まれたあきたこまちは、30トンあまり。
美郷町と横手市でとれたもので、産地契約をしている首都圏や中京圏の大手スーパーに出荷されました。
県内では、20日に店頭に並び始めたあきたこまち。
価格は、県内各JAに支払われる「JA概算金」が去年から4700円の大幅な増額となったことなどの影響で、例年と比べて高値傾向にあります。
全農秋田県本部 運営委員会 小松忠彦 会長
「作る側の生産費をカバーできる、再生産できる価格の設定ということについてご理解いただいて、お互い様ということで一緒になってコメを大事にして食べていく」
「どんどん食べておなか一杯になって、笑顔あふれる生活をしていただければなと思います」
秋田米の主力品種・あきたこまちは、今年、デビュー40周年を迎えました、
25日、首都圏などに出荷された分は、今週末に店頭販売が始まるということです。
JA全農あきたは、テレビコマーシャルで宣伝するなどして、さらなる知名度アップと販路拡大を図ります。
県内でも全国でも販売が本格化するあきたこまち。
この先、市場への流通量が増えれば、徐々に店頭価格は落ち着いていくと見込まれています。