サッカー明治安田J2ブラウブリッツ秋田のクラブハウスが潟上市に完成し、竣工式が行われました。地域に根ざした施設を目指すクラブハウスは食堂やトレーニング室の一般利用も始まります。
すべての工事が完了したブラウブリッツ秋田のクラブハウスの総事業費は3億8000万円余り。
チームの理念も記されたトレーニング室で行われた竣工式には、ともに事業を進めてきた県サッカー協会や潟上市、それに企業版ふるさと納税を活用して建設費の一部を寄付した企業の関係者などが出席しました。
秋田県サッカー協会 安井誠悦会長
「この施設を拠点としまして、秋田県サッカーの普及と強化、そしてブラウブリッツ秋田のJ1への足掛かりに。昨日J1クラブライセンスも交付されましたので、ぜひここからJ1へ飛躍していただきたいと思いますし、また地域のコミュニティの拠点として活用されることを期待しております」
岩瀬浩介社長
「使命をしっかりとこのクラブハウスで全うして、この地域に秋田県に恩返しをしてまいりたいなと思っております」
選手たちがすでに利用しているトレーニング室は26日から時間を区切り一般に開放する時間も設けられます。また選手がトレーニングの後に利用している食堂は週に2回ほど、子ども食堂として開放されます。初日の25日も40人を超える予約が入っているということです。
24日、来シーズンのJ1クラブライセンスの再交付が決定し続いてクラブハウスが完成したブラウブリッツ。今後に向けて岩瀬社長は。
岩瀬浩介社長
「これである程度スタジアム以外のところでは整ったのかなと思います。とにかくこれでしっかりと上を目指せる準備が環境ハード的にはできたのかなと思うので、あとは予算規模をしっかりあげられるように売上をあげていくこと、そしてのちに来る新スタジアムといったものも早期に実現すべく、僕らは僕らでやれることをしっかりやっていきたいなと思っています」
コインランドリーや会議室も一般利用ができるクラブハウスは地域に根ざした拠点を目指し運用が始まりました。