大館市の小学生が、地元特産のとんぶりに加工されるホウキギの実の収穫を体験しました。
今年も「とんぶり応援大使」を務めるタレントが駆けつけ、子どもたちと一緒に汗を流しました。
大館市比内町の東館小学校の子どもたちに迎えられたのは、タレントのふかわりょうさんです。
ふかわさんは、2019年から、「とんぶり応援大使」を務めています。
ふかわりょうさん
「今年もみなさんに会えて、とてもうれしいです。自然に感謝してたくさんとんぶりを収穫しましょう」
年間を通じて、特産のとんぶりについて学んでいる子どもたち。
苗も自分たちで植えました。
「ナイス!とんぶりー!よろしくお願いしまーす」
27日は、ホウキギの刈り取りに全校児童40人が参加しました。
ホウキギの実を加工するととんぶりになります。
ふかわさんは、テレビ番組をきっかけにとんぶりの魅力に取りつかれたといいます。
収穫に参加するのは、3年連続です。
ふかわりょうさん
「毎年とんぶりの成長と子どもたちの成長を見守るのがすごく楽しみで、また会えて良かったです」
異常な暑さに見舞われた去年、ホウキギは大きな被害を受け、収量は著しく減少しました。
一方、今年は、天候に恵まれたことから、順調に生育し、例年並みの収量が期待されているということです。
自分の背丈を超えるほどまで大きく育ったホウキギに、子どもたちも大満足です。
「いつもより大きくていつもより重かったです」
「とても楽しかったし、持つのでも丁寧にできたし、ふかわりょうさんとも協力してやれたので来年もがんばりたいです」
「ごはんにかけたりパンにかけて食べたりしたいです」
ふかわりょうさん
「とんぶりが大好きですし、たくさんの人に食べてもらいたいですし、何よりこの大館の皆さんとのふれあいを大切にしたいなと思っているので、できるだけ長く続けていきたいなと思っています」
27日にとったホウキギの実を加工してできたとんぶりは、来月下旬に、子どもたちが道の駅「ひない」で販売します。
「ナイス!とんぶりー!」