秋田市の千秋公園で、昔話の紙芝居が上演され、認定こども園の園児たちが聞き入りました。
上演されたのは、千秋公園にある与次郎稲荷神社が舞台の物語です。
千秋公園を訪れたのは、秋田市にある、にいだこども園の園児と職員です。
30日は、地元の明徳小学校の児童も招いて、園が手作りした紙芝居「きつねのひきゃく」を上演しました。
千秋公園にある与次郎稲荷神社が舞台の物語です。
「私はこの神明山に300年以上も前から住んでいるキツネです」
久保田城を建築する際に住処を守ってもらったキツネが、そのお礼に、優秀なひきゃく・配達人になって殿様に恩返しする内容です。
普段は1日3回ほど読み聞かせの時間を設けている、にいだこども園。
こうした秋田の伝説を題材にした紙芝居などが評価され、今年、県内で初めて「子どもの読書活動優秀実践園」として、国に表彰されました。
「千秋公園でよーく耳を澄ませてみると、聞こえてくるかもしれませんよ」
「コーンコーンってね」
園児
「お外だとね、空がね、きれいだから見えやすい」
「面白かった」「キツネが化けるところ」
にいだこども園は、今後も絵本などの読み聞かせを通して、子どもたちの秋田への理解を深めていくことにしています。