JR東日本は、切符の代わりにスマートフォンで乗車できる、チケットレスサービスを東北エリアで1日スタートさせました。無人駅も含め県内にある105駅すべてで使えます。
JR東日本の新たなサービス「Qチケ」は、スマートフォンの専用アプリをダウンロードして利用します。報道機関にむけ実演が行われました。
アプリで切符を購入するとスマートフォンにQRコードが表示されます。これが切符の代わりです。(支払いはクレジットカードで)あとは自動改札の読み取り機にかざすだけ。切符不要=完全チケットレスサービスが始まりました。
降りる駅に自動改札がない場合でも大丈夫。アプリのボタンを押して降りたことを報告します。無人駅でも利用できるというのがQチケの大きな特徴です。
Qチケは、在来線から新幹線まで東北エリアのほとんで利用できます。1つのQRコードで新幹線も含めた乗り継ぎが可能で、来年度には東京までエリアが拡大される予定です。
JR東日本 秋田統括センター村木菜穂子副長
「今まで有人の駅に行かないと切符が買えなかったりした場面ありましたけども、それが自宅に居ながら自分のスマホひとつででですね、例えば無人駅から無人駅の切符も購入できるようになりました。ご不便をもうおかけしないという所が大きな利点かと思います」
一部の特急などを除いて利用できる「Qチケ」。JRは今後2年半で提供エリアをJR東日本管内全てに広げ利用拡大を図ることにしています。