返す気がないのに“金を借りる”手口で、宮城県の女性から1555万円余りをだまし取ったとして、本籍が秋田市の43歳の男が再逮捕されました。男が似たような容疑で逮捕されるのはこれが3回目で、警察はほかにも被害があるとみて調べを進めています。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは本籍が秋田市で住所不定の無職木村祐介容疑者43歳です。
秋田東警察署の調べによりますと木村容疑者は今年2月から8月までの間、返す気がないのに飲食店の食材を仕入れる費用や病気の治療代などとして“金を借りる”手口で宮城県に住む女性から合わせて1555万4600円をだまし取った疑いがもたれています。
木村容疑者は似たような手口で岩手県の女性から合わせて現金106万円を、だまし取った疑いで先月までに2度逮捕されています。
木村容疑者はすべての容疑を認めていて、警察はほかにも被害があるとみて調べを進めています。