JR秋田駅西口にある商業施設・秋田オーパで、あるアーティストの絵画の展示会が開かれています。
並んでいる作品は鉛筆だけで描いた、写真そのもののような原画です。
田村修アナウンサー
「すごい、これ写真のモノクロ拡大コピーじゃないですよね、プリンタでもないですよね。人が鉛筆で書いた、もう写真ですね」
蛇口の曲面にうつる周りの様子まで緻密に描かれた絵画。
鉛筆画家・大森浩平さんの作品です。
使われたのは、先を細く削った7種類の濃さの鉛筆です。
岡山生まれで、地元で創作活動を続けている、大森さん。
皮や布の細かい質感も描き分けます。
こうした作品が注目され、いま全国で展示会が開かれています。
東北では秋田オーパでの開催が初めてです。
田村アナ
「物によっては現物も会場に置いてあるんですが、どう見たってもう光の当たり方から金属の質感って言うんですかね、もう変わらないですよね、そのまんま」
会場では、本物と鉛筆画を比べることもできます。
大森浩平原画展は、今月26日まで秋田オーパ7階の特設会場で開かれています。