大手食品メーカーが考案した、野菜がたっぷりで減塩もできるメニューが、1日から県庁の食堂で提供されています。
今月半ばまでの期間中に3つの減塩メニューが味わえます。
誰でも利用できる、県庁地下1階の食堂。
2日の日替わりランチは、「カット野菜で!鶏ささみのみぞれ煮」です。
大手食品メーカー・味の素が考案したメニューで、味付けに出汁をきかせることで塩分が大幅に抑えられています。
鴨下望美アナウンサー
「ん~!鶏がすっごい柔らかいですね。出汁もきいているのでしょっぱさはそんなにないんですけど、パクパク食べ進められますし、野菜もたっぷりとれるのですごくヘルシーでいいですね!おいしいです」
1日に必要な野菜の半分ほどの量がとれるという味の素考案のメニューは、1日に提供が始まり、2日も多くの人が味わっていました。
厚生労働省は、健康維持のため、1日の野菜摂取量の目標を350グラム以上と定めています。
これに対し、秋田県民の1日あたりの平均摂取量は286.4グラムで、60グラムあまり不足しています。
一方で、食塩の平均摂取量は目標より3グラム多く、塩分のとりすぎも課題のひとつです。
味の素株式会社 小林真由美さん
「秋田県の方にこういうメニューを提供することを通じて、もうちょっと野菜をとらなくちゃいけないなっていうことと、あとお塩も普段から控えていただければなと」
減塩メニューは、今月16日までの火曜と水曜に日替わりランチとして提供されることになっていて、期間中は3種類のメニューが交代で登場します。