小学生に楽しく科学を学んでもらおうと、秋田市の自然科学学習館で、体験授業が行われました。
9日は、少し変わった仕組みで走るモーターカーを3年生が作製し、科学の面白さを体感しました。
秋田市のアルヴェにある「自然科学学習館」は、科学の面白さを知ってもらおうと、20年前に設置されました。
秋田市立の小学校に通う3年生の児童は、毎年この施設を授業で利用します。
9日は、大住小学校の3年生が訪れました。
小学校の1・2年生では、「社会と理科」を合わせた基礎的な教科「生活」を学び、3年生から「理科」の授業が始まります。
9日は、電気の力を学ぶため、少し変わった仕組みで走るモーターカーの作製に挑戦しました。
作ったのは、モーターでタイヤを回転させるものではありません。
モーターに消しゴムを取り付け、高速回転させることで震動を生み出し、その揺れを利用して車を走らせるものです。
携帯電話のバイブレーションと同じ仕組みです。
田村修アナウンサー
「作って試してみてどんな感じだった?
男子児童
「震えてかわいかった」
女子児童
「ブルブルモーターカーを作ってみて、理科がもっと好きになりました」
「ブルブル動くところが楽しくって、またやってみたいと思ったからです」
自然科学習館では、週末に誰でも参加できるイベントを開催するなど、今後も科学の楽しさを広めていくことにしています。