今月15日に公示される衆議院議員選挙に向け、県警察本部は10日、選挙違反の取締本部を設置しました。
買収などの悪質な犯罪の取り締まりに重点を置くことにしています。
衆議院議員選挙は、来週火曜日・15日に公示され、今月27日に投票と開票が行われます。
これに合わせて、県警察本部は10日、贈収賄や詐欺事件などの捜査を行う捜査二課に、選挙違反の取締本部を設置しました。
県内14の警察署にも現地本部を立ち上げ、合わせて1800人態勢で取り締まりにあたります。
秋田県警察本部 捜査二課 髙橋周平 次長
「選挙の自由と公正を確保するために、厳正で公正な取り締まりを実施したい」
県警捜査二課によりますと、前回・2021年の衆議院選挙では、文書の掲示や頒布に関する違反で、合わせて5件の警告が県内で出されたということです。
県警察本部は、買収などの悪質な犯罪の取り締まりに重点を置くことにしています。