今年のコメの作柄を示す作況指数が発表されました。先月25日時点の県全体の作況指数は102で3年ぶりに100を超え「やや良」となっています。
東北農政局 担当者
「7月に日照不足なり、大雨による浸水・冠水被害、土砂の流入等ありましたけども、出穂期以降の気温が平年並みを上回って経過したことから「(作況指数は)102かという風な状況であります」
東北農政局は11日、先月25日時点のコメの作柄を示す作況指数を発表しました。
県北が103、県中央が100、県南が103でした。県全体では去年より5ポイント高い102で、3年ぶりに100を超え「やや良」となっています。
主食用米の作付面積は去年よりも2300ヘクタール増え7万2200ヘクタールになる見込みです。
田植えやイネの穂が出る時期に概ね天候に恵まれたことなどから、収量も増える見込みで、10アールあたり583キロと平年より41キロ多くなると予想しています。このため県全体の予想収穫量は42万900トンと去年より約3万5000トン増える見通しです。