11日昼前、大仙市の中心部で、住宅2棟を全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
火事のあと、火元に住む79歳の男性と連絡が取れなくなっています。
街の中心部で勢いよく噴き出す煙と炎。
火の手が上がったのは、大仙市佐野町の三浦冬治さん79歳の住宅です。
警察と消防によりますと、午前11時半ごろ、近くに住む人から「家が燃えている」と警察に通報がありました。
進藤拓実記者
「現場は住宅などが多く立ち並ぶ街なかにあります。火元とみられる住宅は焼け落ちて、黒く焦げた柱などがむき出しになっています」
火は約5時間後に消し止められましたが、この火事で、火元とその隣の住宅合わせて2棟が全焼、ほかの住宅の一部も焼きました。
付近の住民
「サイレン止まるし電話は来るし、あれ?なんてよ…こんなことになってるとは」
「窓からなんだべなと思って見た時はあどもう火の粉か、火の粉っちゅうか炎があどもうあがってらっけもんな、してこさ(玄関)来て確認したらば、みんな電話かけてらった」
また、火元の焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
この家には三浦さん夫婦が暮らしていて、火事のあと三浦さんと連絡が取れなくなっています。
妻は外出中でした。
現場はJR大曲駅から北西に約750メートルの住宅街の一角です。
警察が、遺体の身元の確認を進めています。