郷土を伝え、今年で創刊150年を迎えた新聞、秋田魁新報の歴史をたどる企画展が秋田市で開かれています。
秋田市の秋田魁新報社で12日始まったのは「さきがけヒストリー展」です。
秋田魁新報は1874年=明治7年に前身の遐邇新聞が創刊されました。その後、何度か名称を変え1889年に秋田魁新報となり発行を続けています。
会場には1883年=明治16年に「秋田日報」の名称だったころ、編集の総責任者を務めた犬養毅の社説や直筆の書などあわせておよそ200点が展示されています。
なかには明治から昭和にかけての県政や戦争について伝える号外なども展示されていて、社会に大きな影響を与えた出来事を振り返ることができます。
時代の変化と秋田魁新報のこれまでの歩みをたどる「さきがけヒストリー」展は秋田市のさきがけホールで18日(金)まで開かれています。