全国高校サッカー選手権の秋田県大会は14日、準々決勝が行われベスト4が出そろいました。大仙市で行われた新屋と大曲工業の一戦は1点を争う好ゲームとなりました。
エンジのユニホームの第4シード新屋と7年ぶりの準決勝進出に燃える白の大曲工業。
試合開始早々、大曲工業はピッチを大きく使いながら新屋ゴールに迫ります。
そしてゴール前で獲得した前半3分のフリーキック。
実況「ゴールに向かってくるボールヘディングこれが決まったー」
6番の福田が頭で押し込み大曲工業が先制します。
さらに前半24分にはペナルティキックで追加点。
大曲工業、リードを広げます。
シード校の意地を見せたい新屋は、キャプテンの7番澤田を起点にチャンスメイク。徐々に反撃のムードを高めていきました。
すると前半のアディショナルタイム。ゴール前のこぼれ球に反応したのは、7番の澤田。
チームに喝をいれるようなキャプテンのシュートで新屋が点差を縮めて試合を折り返します。
追いつきたい新屋は後半になるとよりボールが回るようになり、そこからチャンスにつなげていきました。
そして後半11分のコーナーキック。キッカーはキャプテン澤田。
実況「ゴール前に21番の畠山。ボールこぼれて、、決まったー追いつきました新屋!混戦から押し込みました!」
2点差を追いついた新屋、一気に逆転したいところでしたが試合の終盤、抜け出したのは大曲工業でした。
実況「アウトにかけて10番がきたシュートー決まったーーー10番の石川後半の35分勝ち越しゴール」
第4シードの新屋、粘りを見せましたが今年は準々決勝で涙をのみました。
新屋・澤田宗也主将「嬉しいことばかりではなかったんですけど、この仲間と3年間サッカーできてほんとに楽しかったなと思います。そして3年間サッカー教えてくれたコーチ陣や全然キャプテンらしいことはできなかったんですけど僕についてきた部員のみんなには感謝したいと思います」
このほかの試合結果です。第1シードの西目と大会3連覇を狙う明桜は大量得点でベスト4進出です。
第2シードの秋田商業は秋田工業との点の取り合いを制しました。
準決勝は19日土曜日に行われ、2試合ともにABSあきたアプリで配信します。