また新たな詐欺被害です。大仙市に住む50代の男性が「死ぬ前に遺産5億円をあなたに渡したい」というメッセージをきっかけに34万余りをだまし取られました。
大仙警察署の調べによりますと大仙市に住む50代の男性は先月29日、Facebookで知り合った日本人女性を名乗る相手とLINEで連絡を取るようになりました。
相手から「オーストラリアの首都=キャンベラにある病院に入院中で、末期のがんである」「死ぬ前に遺産5億円をあなたに渡したい」などとメッセージが送られてきたということです。
遺産を受け取るためとして配送料の支払いを要求された男性は、指定された外国人名義の口座に2回にわたりあわせて34万円6000円を振り込み、だまし取られました。男性はさらに現金を要求されたことを不審に思い、被害が発覚しました。
警察は、SNSで知り合った相手から支払いを要求された場合は一人で判断せず家族や警察に相談するよう呼びかけています。