今年度末で閉校する小学校の児童たちが校舎の窓をカラフルに彩る「ウィンドウアート」に挑戦しました。完成した作品は、来月行われる閉校記念式典で地域の人たちにお披露目されます。
1875年創立、秋田市の下北手小学校です。
来年3月の閉校を前に、児童たちに思い出を作ってもらおうと校舎の窓をカラフルに彩る「ウィンドウアート」の特別授業が行われました。
児童たちは、感謝の思いを込めながら事前に下書きされた絵に丁寧に色を塗っていきます。多いときには400人ほどの児童がいた下北手小学校。少子化の影響でいまは全校児童が22人まで減り、今年度末で149年の歴史に幕を下ろします。
6年生
「楽しいです。初めて窓に(描いた)。落書きしているような気分で楽しいです。」
5年生
「この学校が消えることは寂しいですけど、限られた日にちでみんなと最高の思い出を作れるように頑張りたいです。」
先生たちも学校に感謝の思いを込めて色を乗せていきます。
下北手小学校 立花由衣教諭
「子どもたちと最後にこういう作業ができて楽しいっていう思いもあるんですけども、やっぱり寂しさもあるというか、思い出とか噛みしめながら塗らせていただきました」
完成した作品は、来月行われる閉校記念式典で地域の人たちにお披露目されます。