詐欺の被害を防止するためのキャンペーンが秋田市で行われ、警察などが、手口を紹介しながら注意を呼びかけました。
キャンペーンは、秋田厚生医療センターで行われ、秋田臨港警察署の署員や高齢者を支援する地域の職員など約10人が参加しました。
配られたのは、詐欺の手口が書かれたチラシや、お茶のティーパック、その名も“だまされま煎茶”です。
県内では、もうけ話などをきっかけにした詐欺の被害が去年を上回るペースで確認されていて、その手口は巧妙化しています。
警察は、地域の人と協力しながら、お互いに声を掛け合うことで、詐欺の被害を防止していきたい考えです。
下新城地域包括支援センターニコニコ 村上涼子さん
「決して他人事ではなく、自分の身近に迫っている問題だというふうに、自分事だというふうにとらえていただければなと思っております」
警察は、電話やメールでカネの話が出たら、まずは詐欺を疑ってほしいと呼びかけています。