「肉眼で見た!」という人もいるのではないでしょうか。
全国各地で観測されている紫金山・アトラス彗星の姿が、県内でもとらえられています。
この彗星は、このあと太陽系の外に出るため、観測できるのは今回が最初で最後。
一生に一度の天体ショーです。
16日午後6時半ごろ、男鹿市の入道埼で撮影した、西の夜空の映像。
とらえたのは、去年発見された紫金山・アトラス彗星。
今月13日に地球に最も近づきました。
彗星は、ほうきのような長い尾を引く姿から「ほうき星」とも呼ばれます。
紫金山・アトラス彗星も尾を引いているのがはっきりと確認できました。
男鹿市の寒風山では、14日月曜日にもその姿をとらえることができました。
国立天文台によりますと、日本で最も観察しやすいのは、16日から20日日曜日にかけてです。
日の入り約1時間後から1~2時間程度、西の空にその姿を見ることできます。
紫金山・アトラス彗星は、このあと、太陽系の外に出るため、観測できるのは今回が最初で最後。
一生に一度の天体ショーです。
17日夜は、県内各地、穏やかに晴れる見込みで、1年で最も大きい満月「スーパームーン」も見られる日です。
東の空に満月、西の空には彗星という共演が楽しめるかもしれません。