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衆院選序盤の情勢 秋田1区は冨樫氏と寺田氏が激しく競り合う 3区は御法川氏と村岡氏が横一線

ABS秋田放送 2024年10月17日 18時12分

衆議院選挙が公示されて2日。

NNNと読売新聞は、共同で衆院選の世論調査を行い、秋田放送は独自の取材も加えて、序盤の情勢を分析しました。

秋田1区は、自民党と立憲民主党のそれぞれ前の議員が激しく競り合い、秋田3区は、自民党の前の議員と国民民主党の元議員が横一線となっています。

NNNは、読売新聞と共同で、衆院選が公示された15日と16日の2日間、今回の衆院選について世論調査を行いました。

調査は、電話とインターネットで実施し、県内の有権者を含む合わせて26万3027人から回答を得ました。

県内3つの選挙区について、秋田放送の独自の取材も加えて、序盤の情勢を分析しました。

秋田1区には、4人が立候補しています。

寺田学氏は、立憲民主党支持層の9割近くを固めました。

また、無党派層の3割から支持を集めています。

松浦大悟氏は、日本維新の会の支持層の約5割に浸透していますが、無党派層からの支持は伸びを欠いています。

冨樫博之氏は、自民党支持層の約8割を固めたほか、公明党支持層の約6割をおさえています。

鈴木知氏は、共産党の支持層からの支持も5割に届かず、ほかへの広がりも欠いています。

秋田1区は、5回目の当選を目指す自民党の冨樫氏と、7回目の当選を目指す立憲民主党の寺田氏が激しく競り合う展開となっています。

秋田2区には、3人が立候補しています。

福原淳嗣氏は、自民党の支持層の7割以上を固めました。

また、公明党支持層の8割以上から支持を集めています。

緑川貴士氏は、立憲民主党の支持層の9割以上を固めています。

また、無党派層の4割以上から支持を集めています。

山内梅良氏は、共産党の8割以上を固めていますが、ほかへの広がりを欠いています。

秋田2区は、3回目の当選を目指す立憲民主党の緑川氏を、自民党の新人福原氏が激しく追う展開となっています。

秋田3区には、4人が立候補しています。

藤田和久氏は、共産党の支持層の約7割を固めましたが、ほかへの広がりを欠いています。

小川幾代氏は、立憲民主党の支持層も約5割しか固めきれず、無党派層からの支持も伸びを欠いています。

村岡敏英氏は、国民民主党の支持層の8割以上を固めたほか、無党派層から約4割の支持を集めています。

御法川信英氏は、自民党の支持層の7割以上を固めたほか、公明党支持層の約5割から支持を集めています。

秋田3区は、7回目の当選を目指す自民党の御法川氏と、3回目の当選を目指す国民民主党の村岡氏が横一線となっています。

県内3つの選挙区は、いずれも激戦の様相です。

しかし、今回の調査では、一定数の回答者が小選挙区で投票する候補者をあげていないため、今後、情勢が変化する可能性があります。

秋田放送は選挙により関心をもってもらおうと衆議院選挙に関するニュースの特集ページを設けました。

そして日本テレビのzero選挙の特設ページには候補者アンケートや簡単なアンケートに答えると自分の考え方を診断してくれるコーナーも設けていますので、投票の参考にすることができます

また、日テレNEWS NNNのYouTubeで25日(金)まで「投票誰にする会議~みんなの声でつくる衆議院選挙2024~」と題して平日の20時~21時に投票の参考になる情報を生配信します

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