マッチングアプリで知り合い好意を抱いた相手からもうけ話をもちかけられ、横手市に住む女性が300万円余りをだまし取られたことがわかりました。五城目町に住む20代の女性は「すぐに金を稼げる」などともちかけられ現金100万円をだまし取られています。
横手警察署の調べによりますと、横手市に住む30代の女性は先月、マッチングアプリで知り合った相手に好意を抱くようになり、やり取りを重ねたところ、相手から投資に関するもうけ話をもちかけられました。
女性が指示に従い紹介されたウェブサイトに入金したところ、2回目までは口座に“利益”が振り込まれたため女性は信用して、16日までに7回にわたってあわせて325万円を振り込みだまし取られました。
また五城目警察署の調べによりますと、五城目町に住む20代の女性は今月14日、スマートフォンで「かんたん副業、次世代副業システム」などと書かれたインターネットサイトを見つけて会員登録し、さらに会員専用のLINEアカウントも追加しました。
その後相手からLINEや電話で「登録すればすぐに金を稼げる」などと副業のサポートを受けられるコースを紹介されました。女性は“手厚いサポート”のコースに申し込むため、指定された法人名義の口座に4回にわたり現金100万円を振り込みだまし取られました。
詐欺被害が県内でも後を絶たず、警察が繰り返し注意を呼び掛けています。