県内にある様々な企業の魅力を知ってもらおうと、中学生を対象にしたガイダンスが、17日、秋田市で開かれました。
生徒たちの進路選択の幅を広げ、秋田で働くきっかけにしてもらうのがねらいです。
地域企業ガイダンスは、中学生に地元の企業の魅力を伝え、今後の進路について考えてもらおうと、県が毎年、県内各地の中学校で開いています。
17日は、秋田市にある秋田北中学校で開かれ、全校生徒約180人が参加しました。
今回は、製造業や建設業、保険業など、県内の15の企業・団体が学校内にブースを設けて、普段の仕事についてはもちろん、やりがいやそれぞれの企業の強みなどを生徒たちに紹介しました。
人口減少で、特に地方では働き手不足が深刻化しています。
県は、こうした取り組みで、若い世代に地元企業の魅力を伝え、秋田で働くきっかけにしてもらいたい考えです。
中学3年生 男子
「去年は中学2年生で、あまり進路については真剣に考えたことがなかったんですけど、今、高校入試とか大学とか、そういうところを考えて、職業の話を聞いてみると、自分にはとても大切なことだと思いながら、去年よりはうまく聞くことができました」
中学2年生 女子
「自分の将来の参考になったり、視野が広がったりするのですごく助かります」
「インターネットを活用しながら、自分が好きな職業に就けるように努力もしていきたいなと思っています」
中学生を対象にした地元企業のガイダンスは、12月にかけて、県内各地で行われます。