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冬の足音少しずつ…秋田県内冷え込み強まる この秋最も低い気温を観測 鳥海山では初冠雪も

ABS秋田放送 2024年10月21日 11時52分

上空の寒気や放射冷却の影響で、21日朝の県内は冷え込みが強まり、26ある観測地点すべてでこの秋最も低い気温を観測しました。

鳥海山では初冠雪が確認されています。

午前6時すぎに氷点下0.3度を観測した大館市では、中心部を流れる長木川から川霧が立ち上っていました。

大館市で気温が0度を下回るのは、今シーズン初めてです。

上空の寒気や放射冷却の影響で、21日朝の県内は冷え込みが強まりました。

26ある観測地点すべてでこの秋最も低い気温を観測。

各地の最低気温は、鹿角市八幡平で氷点下1度、横手市で2.6度、秋田市は4度でした。

また、鳥海山からは“冬の便り”が届きました。

21日朝、湯沢市から撮影された鳥海山の映像では、空のブルーを背景に白くなっている山の頂が確認できます。

秋田市の大森山に設置してある秋田放送の情報カメラからも、鳥海山の山頂付近がうっすらと白くなっているのがわかりました。

観測を行っている山形県の酒田市は、21日午前8時、鳥海山の初冠雪を確認したと発表しました。

例年より11日遅く、去年よりも13日遅い初冠雪です。

秋の深まりとともに、冬の足音も少しずつ聞こえてきました。

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