期日前投票でミスが発覚しました。仙北市で20日、比例代表と国民審査の投票用紙が1枚ずつ多く残っていたことがわかりました。期日前投票を行った有権者1人に交付しなかった可能性があるということです。
ミスがあったのは仙北市角館町のタカヤナギワンダーモールに設けられた期日前投票所です。県選挙管理委員会によりますと、20日の午前10時ごろ投票所のスタッフが投票用紙を確認したところ、比例代表と、最高裁判所の国民審査の投票用紙が1枚ずつ多く残っていました。
午前9時から10時ごろにかけて期日前投票を行った有権者1人に交付しなかった可能性があるということです。投票所のスタッフが比例代表と国民審査の投票をすでに終えたと誤って書類に記載したことが原因とみられています。
投票せずに帰宅した人の特定は難しいことから再投票はできません。県選挙管理委員会は各市町村に対して投票用紙の交付を確実に行うよう改めて指示しました。