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秋が深まり冬の足音も…秋田県内全地点で今季最低気温を観測 氷点下のところも 鳥海山には冬の便り

ABS秋田放送 2024年10月21日 18時23分

21日朝の県内は、冷え込みが強まり、26ある地点すべてで今シーズン最も低い気温を観測しました。

冬の足音も少しずつ聞こえてきています。

鳥海山では、21日朝、初冠雪が確認されました。

午前6時すぎに氷点下0.3度を観測した大館市では、中心部を流れる長木川から川霧が立ちのぼっていました。

大館市で気温が0度を下回るのは、今シーズン初めてです。

上空の寒気や放射冷却の影響で、21日朝の県内は、冷え込みが強まりました。

26ある地点すべてで今シーズン最も低い気温を観測しています。

各地の最低気温は、鹿角市八幡平で氷点下1.0度、横手市で2.6度、秋田市は4.0度でした。

一方で、最高気温はほとんどの地点が平年を上回っています。

最も高い五城目町は、21.6度、横手市が20.9度、秋田市が20.5度、大館市が19.1度でした。

1日の気温差が大きくなっていて、体調の管理に注意が必要です。

“冬の便り”も届きました。

21日朝、湯沢市から撮影された鳥海山の写真では、青い空を背景に、白くなっている山の頂が確認できます。

秋田市の大森山に設置してある秋田放送の情報カメラからも、鳥海山の山頂付近がうっすらと白くなっているのが分かりました。

観測を行っている山形県の酒田市は、21日午前8時、鳥海山の初冠雪を確認したと発表しました。

例年より11日遅く、去年よりも13日遅い初冠雪です。

秋の深まりとともに、冬の足音も少しずつ聞こえてきました。

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