衆議院選挙が始まって22日で8日目、選挙に関心を持ってもらい、投票率の向上につなげようと、大仙市の高校に期日前投票所が開設されました。
一日限定の投票所で、誕生日を迎え18歳になった高校3年生が一票を投じました。
大仙市の大曲高校に停車したバス。
移動式の「期日前投票所」です。
大仙市選挙管理委員会は、部活動や勉強で忙しい高校生に校内で投票してもらうおうと、高校にバスで出向いて投票所を開設しています。
22日は、昼休みに投票を受け付けました。
大曲高校では、2021年の市議会議員選挙と前回の衆院選に続いて3回目の開設で、投票できるのは、大仙市に住む、生徒や教員など大曲高校の関係者です。
3年 男子
「高校生が選挙に参加することで、政治家の人たちにより日本を良くしてもらいたいという気持ちで投票しました」
「今の教育の方針であったり、経済とかより良くできる部分があると思うので、そこに期待したいと思います」
3年 女子
「秋田県ってやっぱり人口減少とかが進んできているので、そういう点を考えて、住みやすい秋田になればいいなと思って投票しました」
3年 男子
「初めて選挙というものに関われたので、すごい新鮮な気持ちというか、これからも政治にどんどん積極的に関わっていきたいなっていう気持ちは出ました」
校舎から投票の様子を興味深く見ていた生徒もいました。
ーまだ17歳ですか?
「はい、そうです」
大仙市に住む、まだ誕生日が来ていない17歳の高校3年生です。
ーいま期日前投票のみんなを見ていて、どんなことを思いました?
「自分も選挙権を持てたら投票したい、選挙に参加したいと思います」
「選挙に参加しようということを広めていければいいなと思いました」
大曲高校では、今週末、模擬試験を受ける生徒が多いということもあり、今回は、過去最多、前回の倍近い59人が移動期日前投票所を利用しました。
22日は、ほかにも大曲工業高校で放課後に開設されました。