横手市の中学校で「秋田・潟上国際音楽祭」に出演するピアニストを招いた演奏会が開かれました。生徒たちは目の前で奏でられるピアノの音色を楽しみながら演奏者と交流を深めました。
演奏会は生徒たちにクラシックの音色にふれてもらおうと企画されました。
パリ・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、世界各地で演奏活動を行っているピアニスト、ミヒケル・ポールさんが、横手南中学校の全校生徒を前にショパンの代表曲英雄ポロネーズなど3曲を披露。生徒たちは目の前で奏でられるピアノの音色に聞き入りました。
また、演奏の合間にはトークセッションが行われ生徒たちがポールさんにさまざまな質問をしました。
父もピアニストで母は歌手や指揮者という音楽一家で育ったポールさん。物心ついたころからピアノを弾いていたといいます。ポールさんは生徒たちに様々な世界にふれながら「自分の好きなことを見つけてほしい」とアドバイスしました。
潟上市出身のピアニスト千田桂大さんが中心となって国の内外で活躍するプロの演奏家などを招いて公演を行う「秋田・潟上国際音楽祭」。
25日に秋田市のアトリオンで開かれるポールさんのピアノリサイタルをはじめ来月にかけて県内各地で開催されます。