パリオリンピックバドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得したシダマツペアの志田千陽選手に出身地の八郎潟町は23日町民栄誉章を贈りました。オリンピック後、初めて地元八郎潟町を訪れた志田選手は、両親や町の関係者に感謝の言葉を述べました。
八郎潟町では屈指のキャパシティを誇る“農村環境改善センター”です。
志田選手と同級生 北嶋記者
「いま志田選手を乗せた車が八郎潟町の式典会場に入ってきました。志田選手らしい笑顔を見せてくれていますおかえりなさい」
志田千陽選手
「ただいまです」
国際大会などの合間を縫ってパリオリンピック後、初めて八郎潟町に帰ってきた志田千陽選手をジュニア時代の指導者や町の関係者など約40人が迎えました。
志田選手が松山奈未選手と組むシダマツペアは今年8月パリオリンピックで3位決定戦を制し見事銅メダルを獲得。
八郎潟町では町民が一丸となって連日エールを送っていて、銅メダルが決まった瞬間は歓喜に包まれました。
式典では、畠山菊夫町長から、町民に深く愛され明るい希望を与えたとして、志田選手に町民栄誉章が贈られました。
志田千陽選手謝辞
「時差もある中、ふるさとの皆さんが一生懸命応援してくださっている姿に自分の気持ちを奮い立たせることができたように思っています。最後まで弱い気持ちにならずシダマツらしくプレーできたのはたくさんの応援の力があったからだと思っています。心からから感謝しております。ありがとうございます」
八郎潟町のジュニアクラブで6歳からバドミントンを始めた志田選手の活躍を両親はもちろん地元の人たちも見守り続けてきました。
オリンピックでは地元からパブリックビューイングの映像も送られ大きな励みになったという志田選手。
志田選手
「オリンピック前にも一度ご挨拶させてもらって、そのときもたくさんのパワーをいただいたんですけども、本当にまたメダルをとってここに戻ってこられたことをすごくうれしく思っています」
24日には八郎潟町で凱旋パレードが予定されていて、志田選手と町民がメダル獲得の喜びを分かち合います。